首相官邸で7月9日に開かれた第9回有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)では、皇族数の減少対策として、前回と同じく2案にしぼって議論が行われました。
次の2案です
1,女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する = 女性宮家をつくる案
2,皇族との養子縁組 = 旧宮家(旧皇族)から、男子を皇籍復帰させる案
会合後に座長の清家氏は、「これまでの議論の積み重ねにより、会議として一定の方向性が見えてきた」と述べました。
次の7月26日の会合では、この2案を中心に議論をつめて、一定の方向性を出すんだそうです。
しかしふり返ってみると、最近はこの2案にしぼられたと、会合がある度に公表されてきませんでしたか。
菅政権はもしや、今回の有識者会議を立ち上げた時から、この結論をめざしていたのではないか。と、またうがった見方をしてしました。