女系(じょけい)と男系(だんけい)

いったいなにが女系で、なにが男系なのか。
少しややこしいので、図を見ながら、理解していきましょう。

この図の天皇の、子どもである女子Aと男子Bは、それぞれが男系ですが、女子Aが誰かと結婚して(その夫のことは図には描かれてませんが)、生まれた男子Cと女子Dは、ともに女系になっていますね。
これはつまり、その子どもの父親を、たどっていくと必ず天皇にゆきつく場合を、男系とあらわすからなんです。

女子Aや男子C、男子H、男子Iは、それぞれの父親に、天皇とのつながりはなく、母親の方のみが天皇につながっています。なので、女系なのだと。

この図に、愛子さまを当てはめると、図の女子Aとおなじく、男系の女子です。
でもたとえば愛子さまが、結婚して男子を生んだとしても、その子の父親には天皇とのつながりがないため、女系の男子と、あらわされるんですね。

なにしろ反対派は、男系の男子でないと駄目だといいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする