
西日本新聞3/17の記事より転載
政府はようやく皇位継承議論を始めると決めました。
上皇さまの天皇退位の時にすでに、速やかに検討して国会に報告する、となっていたのに、2年近くも先送りしてきた議論です。
議論はまず6名のメンバーからなる、有識者会議で行われます。
しかし政府内には、女性・女系天皇を認めない、つまり男系維持の考えが強くあり、有識者会議の議論がスタートする前から、すでに結論はそちらへ向かっているようにも思えます。
菅首相のコメントも先日テレビのニュースで流れましたが、「我が国は古来例外なく、男系継承が維持されてきた、その重みを踏まえながら丁寧に検討を行う必要がある」というものでした。
結論ありきなんでしょうか。まさか。注視していきましょう。
有識者会議6名のメンバーは次の方々です。
清家篤 日本私立学校振興・共済事業団理事長(経済学者)
冨田哲郎 JR東日本会長
大橋真由美 上智大教授(行政法)
俳優 中江有里氏
細谷雄一 慶応大教授(国際政治)
宮崎緑 千葉商科大教授(元キャスター)