政府は、現在の皇位継承順位を維持する方向で検討に入った、という報道がありました。
有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)が行った専門家21名からのヒアリングにおいても、継承順位をすぐに変えるべきだという意見は少なく、当面は、秋篠宮さまの長男悠仁さまを念頭に、今の順位は変更せず、ほかの課題を、議論していくと決めたようです。
政府が国会に報告する課題は、継承順位についての見解のほかには、女性・女系天皇のことや、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」の制度についてや、旧宮家(旧皇族)の、男系男子子孫による皇籍取得の是非などがあり、それぞれについて整理して報告がなされる予定です。
ただし国会へのその報告は、衆議院選挙後になるとのこと。
政府は、選挙での争点化を避けたいために、選挙後に設定したとのことです。