秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまは、現在、筑波大学附属高校1年生です。
10月1日に、その学校の試験休みを利用して、悠仁さまは伊勢市を訪問されたと、宮内庁から説明がありました。
訪問の目的は、伊勢神宮を単独で参拝し、伊勢市の美術館で開催されている、特別展を見学することでした。
神宮参拝の様子は、ニュース映像になって流れました。
紺のスーツにストライプのネクタイ姿の悠仁さまが、神宮で玉串をささげて拝礼された時の映像です。
そのニュースを一見しただけで、身長がずいぶん伸びた悠仁さまは、もうじきに大人にお成りだ、と感じられました。
だからつまり改めて思わされたのです、国会にて速やかに、皇位継承問題を議論すべきだと。
しかし、与党自民党を応援する団体には、女性・女系天皇に反対を唱えるところも複数あり、自民党は、それら団体に共鳴もしていて、国会での議論はなおざりにされつづけています。
結果的に、悠仁さまの双肩のみに、皇室の未来と硬直化しかかりそうな制度の理念が、背負わせられようとしている、…のではないでしょうか。
いったいいつまでこの状況を放置するつもり? と問いたいです。
次に、悠仁さまが見学された美術館の特別展の詳細も、挙げておこうと思います。
神宮美術館で開催中の特別展は、「生きる正倉院 伊勢神宮と正倉院が紡ぐもの」です。
奈良の正倉院と伊勢神宮に伝わる品々が、それぞれの文化の紹介とともに展示されている様子。
20年に一度ごとに行われる伊勢神宮の式年遷宮では、社殿や神宝などがそのつど新調されますが、その神宝である「鵄尾御琴(とびのおのおんこと)」も展示されているんだと。
悠仁さまは、担当者に質問をしながら、特別展を鑑賞されていたそうです。