(共同通信社 2022/06/07 配信記事を転載します)
自民党の山谷えり子拉致問題対策本部長は7日、皇族数確保のため皇統に属する男系男子を皇族にする案に関し「共産党は賛成しないだろうが、静かにしていていただきたい」と述べた。特定政党の言論を封じる意図と取られかねず、反発を招きそうだ。都内のパーティーで発言した。
安定的皇位継承策を巡る昨年12月の政府有識者会議の報告書が男系男子に関する案を盛り込んだ点を評価。今後の国会論議を巡り「わーわー議論する問題ではない。国民の理解と共感を得て皇室典範を改正しなければならない」と指摘した上で共産党に言及した。
共産党は綱領で天皇制の課題を挙げつつ、即時廃止は掲げていない。
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山谷えり子氏はそういえば、女性・女系天皇にも夫婦別姓にも大反対を唱えていらした。