八木教授「最終報告書は画期的で正しい」と評価

八木秀次教授 ©産経

 八木秀次麗澤大学教授が、産経新聞のインタビューをうけて、有識者会議がこのたび提出した最終報告書は、高く評価できると答えています。
 なにより男系男子を、皇位継承の前提として報告書がまとめられた点が、画期的であり、継承問題に20年以上取り組んできた八木氏には、隔世の感があるそうです。
 それはつまり女性・女系天皇について今回は議論されず報告書にも一切あがっていない点が、八木氏には評価できるということです。女性・女系天皇に八木氏は大反対。

 そして報告書に記された案──女性皇族が、結婚後も皇族の身分を離れずにいて皇族数の減少をおぎなう案、これについては、八木氏は注意を払っています。
 結婚後もそうして残った女性皇族から、万が一にも、女系天皇を、生んでしまわないようにあらかじめ、何か措置を取る必要があると言って。
 女系というあり方に八木氏は、怖れを、感じているようにもお見受けします。

 いま、思い出しました八木氏のこと。
 平成の時代に八木氏は、明仁天皇を批判されていました。多くの被災地や、戦没者慰霊の土地を象徴天皇の役割として明仁天皇は、訪れていたからです。不愉快に思われたのか。
 天皇の役割はそんな訪問をすることではない、天皇は御簾の内側いて、祈ること、それが役割だと八木氏は主張していました。

 今回の有識者会議およびその報告書から「ようやく正しい歴史に基づく議論がなされ、正しい結論が得られた」と、八木氏はコメントしています。

 正しい歴史とは何でしょう。
 神武天皇から、つづく?脈々とつづいている?

 神話や物語はだいじです。
 ただ歴史を見るときは、科学の目もひらきながら見ていきたい気がしてます。

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