新年もまた「愛子天皇待望論」の記事がつづくが…
愛子さまが1月2日の一般参賀に初出席したこともあってか、年末年始には「愛子天皇待望論」の記事が何本も出ていました。が、どれも根本的な論までは言及していません。当サイトでは改めて「女性天皇に賛成か反対か」から、ふり返ります。
Japanese imperial succession issue
愛子さまが1月2日の一般参賀に初出席したこともあってか、年末年始には「愛子天皇待望論」の記事が何本も出ていました。が、どれも根本的な論までは言及していません。当サイトでは改めて「女性天皇に賛成か反対か」から、ふり返ります。
2017年の付帯決議で速やかに検討する案件とされた皇位継承問題は、政府の有識者会議の報告書がまとめられたとはいえ、2月10日の内閣委員会での、松野官房長官の答弁は、国会にゆだねるとくり返すばかり。どこか他人事感がぬぐえませんでした。
愛子さまのお相手は旧宮家である賀陽家の次男が本命であろうといった週刊誌報道がまた今春にかまびすしくなりましたが、それは、天皇は男系男子に限るという考えに基づいた一方的な報道であったのかもしれません。
男系男子による皇位継承を確実に行うために天皇は「側室」を持つべきだ、と参政党の神谷議員が発言し、それに対して歌舞伎学会副会長・犬丸治氏が、「大御心を御存じない」とツイッター上で批判しました。
愛子さま、佳子さま、悠仁さま、若い3名は今どう思っているでしょう。「安定的な皇位継承」をめぐって今現在は、各党が意見をまとめなければならない段階なのに、自民党は、先送りし、放置してきました。自民党の支持団体の主張と、いま現在の民意との齟齬もあって、議論をさけたいようです。